国分と剛、新ダンスユニット | Numeblog

国分と剛、新ダンスユニット

国分&剛で新ダンスユニット結成

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000020-spn-ent

人気グループ「TOKIO」の国分太一(30)と「KinKi Kids」の堂本剛(25)が、異色の新ユニット「トラジ・ハイジ」を結成する。ジャニーズ事務所としては「J―FRIENDS」以来7年ぶりの新ユニット結成で、1月26日発売のシングル「ファンタスティポ」(久保田洋司作詞、清水昭男作曲)を引っ提げて登場する。

 2人がダブル主演した同名映画(薮内省吾監督)の主題歌で、ユニット名は映画の役名「鯉之堀トラジ」(国分)、「鯉之堀ハイジ」(剛)に由来。70年代をほうふつさせるダンスナンバーで、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタも真っ青?のファンキーなダンスを披露し、2人の従来のファン層に加え、70年代ディスコ世代のハートもわしづかみにしそう。

 04年を席巻した「マツケンサンバ」に代わり、“トラハイダンス”が05年のダンスシーンを彩る可能性も。国分は「カラオケでも盛り上がると思います。早く覚えて歌ってください」。剛は「このような機会に恵まれたことを、大変喜んでおります」

 初回盤は同曲のビデオクリップと、振り付け指導映像が収録されたDVD付き。

 制作スタッフは「ほかのジャニーズのユニットとは違う方向性」としており、ファンキー路線を突っ走る。



ジャニーズ屈指の歌唱力を持つキンキキッズのイケてる方・堂本剛。そしてジャニーズ1音楽活動をないがしろにする男・国分太一。ジャニーズの中で明らかに対極に存在する二人が組んだ新ユニット。「ほかのジャニーズのユニットとは違う方向性」とのことだが、どちらかといえばユニット内の二人の方向性の違いのほうが大きいような気がしてならない。

ご存知のとおり、吉田拓郎を師匠に持つ堂本剛は番組などを通して数々の大物ミュージシャンと交流があり、さらにはミスチルの桜井氏を激しくリスペクトしているようで、その音楽性にも影響が現れており、彼の織り成す音楽はもうすでにジャニーズという枠を逸脱している。同じソロ活動でも慎吾ママやハットリくん、アンジー稲垣こと稲垣メンバー、「ぷっ」すまチョナンなどといった明らかに3の線を突っ走る彼らのそれとはわけが違う。同じ剛でも堂本と草なぎでは天と地である。

一方で他の鉄腕ダッシュメンバーとは異なり、演奏の際鍵盤がブラインドとなりいくらでもごまかしのきく国分太一。彼は鍵盤担当のくせして鍵盤を叩くことよりもまずなによりも歌うこと、目立つことを最優先。Mステで演奏そっちのけでシャンプーしていた国分を見たときの衝撃は、「スカイフィッシュはカメラの前を横切る単なるハエです」というテレビ放送を目の当たりにしたときの衝撃に匹敵するものがあった。やつのせいでデブとホリ似のおっさんとナースマンのがんばりも、まさに水の泡と消える形となったということは言うまでもない。
きっとバラエティに出しすぎるからこんな大人に育ってしまったに違いない。「クイズ!年の差なんて」くらいでバラエティ卒業してればこんなことにはならなかったはずだ。関係ないが、城島リーダーが他のメンバーといっしょにしれっとヤングチームに混ざっていたことは、放送終了して10年経った今でも納得いかない。

そんな水と油、バカ・パクとシブ・知な関係の彼らが手を組んだ異色のコラボユニット。これはもうファンキーを通りこしてゲロファンキー。いったいどのような不協和音を生み出してくれるのか?非常にたのしみである。ただ今回はダンスユニットであるということなので国分の神技とも噂される鍵盤テクニックを拝めないのが残念でならない。しかしそれでもなお小室哲哉や幹てつやのように、鍵盤を肩からぶら下げながらのパフォーマンスを見せていただければ、そのときはきっとディスコ世代だけではなく松坂世代の僕のハートもわしづかみするに違いない。

bata