男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!(オリコン) | Numeblog

男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!(オリコン)

男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!(オリコン)

http://music.yahoo.co.jp/jpop/music_topics/oricon/20050301/oritpc001.html

 週間音楽誌oricon style誌が先月行ったリサーチ調査によると、失恋した時に聴きたい曲ベスト1は女性が宇多田ヒカル「First Love」、男性がMr.Children「Over」という結果になった。男女とも同姓のアーティストを支持、共感を呼ぶアーティストが1位を獲得した。
 恋愛のシチュエーションでは、出会い・告白・両想いなどその時々で様々な感情が移り変わるが、他のそれと比べ男女ともにいちばん歌が心に沁みるシチュエーションが失恋。感情移入度の違い、性別の違いはあれど、泣いてスッキリ派が多数という結果も。
 ちなみに、男女共に2位にランクインしたのが人気急上昇中のサスケ「青いベンチ」。3位も男女共にポルノグラフティ「サウダージ」という結果に。各10位までを見ると、全20曲のうち、男性アーティストの曲が16曲を占めており、失恋した時には男性ボーカルの甘く低いボイスが胸に沁みるようだ。
 また一方で、『ドロっとしたシチュエーションの時』や『彼女が出来た場合』の時は、女性アーティストの楽曲を聴くという意見が多かった。

[オリコン 2005年3月1日]



1989年、Mr.Adultsとかいうオッサンバンドが関わっていたかどうかは定かではないが、とにかくこの年、桜井和寿(vo&g)、田原健一(g)、中川敬輔(b)、鈴木英哉(dr)の4人からなるロックグループ・Mr. Childrenが結成された。

それから16年。これまでに彼らは数々の名曲を世に送り出してきた。「抱きしめたい」「inocent world」「終わりなき旅」「くるみ」「Sign」、数え上げればきりがない。彼らの歌う自虐的な詩は多くの男性の共感を呼び、彼らの奏でる甘く切ないラブソングはたくさんの女性のいろんな部分をジュンジュワー。そして最近多くみられる環境・平和などをテーマにしたメッセージ性の強い楽曲は、日本の、世界の未来に大切な何かを投げかける。

「Over」は、彼らが発表してきた自虐ソングの中でも最も代表的なナンバーだ。そこに描かれた男性のヘタレっぷりは日本男児にはあるまじき、目に余っても余り足りないほどのヘタレっぷりで、それゆえにこれまでに多くのヘタレ男性の共感を得てきた。「Over」が失恋した時に聴きたい曲ベスト1・男性編に選ばれたという今回の結果は、そういう現代社会の生んだヘタレ男性から多くの支持を得ているということに起因している所が大きいのではないだろうか。

当然のことながら、それだけ多くの方々から支持を得ている楽曲であるが故に、ネット上でも「Over」という楽曲に対して多くの方々が熱い想い、思い出などを書き綴っている。その中でもかつて、誰とは言わないがNuなんとかとかいう気持ち悪い名前のサイトを運営している管理人さんが、奇しくもこの記事が書かれたのと同じ日、3月1日の日記において独自の視点から「Over」について論じているのだが、これがたいへん興味深い内容であるのでみなさんにもぜひ一度読んでいただきたい。

気になる方は「mr.children over 3/1」でGoogle検索


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